1%13 LEATHER 3

PRICE 158,000円(税込173,800円)
 343638404244
Black158,000円(税込173,800円)
在庫なし
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SPEC

こちらの作品は受注受付を終了しました
発売日 : 2024年初売り
※両色合計30着限定生産



Item : Leather Jacket
Leather : Cowhide
Body Lining : Cotton 100%
Arm & Pocket Lining : Cupra 100%
Insulation : Polyester 100%(SOLOTEX®️)
Other Cloth : Cotton 100%
Color : Black

PRODUCT by blackmeans
NADE IN JAPAN


●サイズ詳細
34 : 肩幅43.5cm, 身幅48.7cm, 着丈59cm, 袖丈60.25cm, 袖幅37.8cm
36 : 肩幅45cm, 身幅50.7cm, 着丈60.5cm, 袖丈61.5cm, 袖幅38.8cm
38 : 肩幅46.5cm, 身幅52.7cm, 着丈62cm, 袖丈62.75cm, 袖幅39.8cm
40 : 肩幅48cm, 身幅54.75cm, 着丈63.5cm, 袖丈64cm, 袖幅40.8cm
42 : 肩幅49.5cm, 身幅56.75cm, 着丈65cm, 袖丈65.25cm, 袖幅41.8cm
44 : 肩幅51cm, 身幅58.75cm, 着丈66.5cm, 袖丈66.5cm, 袖幅42.8cm



1%13より2024年初売りアイテムとして「1%13 LEATHER 3」が好評につき再リリースになります。

皮革産業の地として世界的に有名な姫路で加工された国産カウレザーを使用し、全て国内生産(blackmeans)にこだわり製作された珠玉の一品です。

詳細は以下、デザイナーTAKACHO LONDON氏のライナーノーツをご参照下さい。




1%13 LEATHER 3


長いこと引っかかっていた事案が過去となった
始まりの到来だ
UK 82 / 原宿83
ストレンジガスを思いっきり吸い込んで
テッズもパンクもロンドンも 鳴り止まない警報機を尻目に
サイドカーの爆音と共に青梅街道を西に走る

2019年秋が訪れる少し前、俺は原宿にいた

長年この日を待っていた訳でも無い
かと言って、ただの思いつきでも無い

それは2年前の春頃、いつものように語りかけてきた


1%13 Leather 3


これはジャパニーズロンドンタイプのひとつの最終型である

今回リリースする1% Leather 3 は、2021年現在一般販売される革ジャンとは似て非なる物であり、細部に渡って徹底的に作り込んだロンドン、パンク、ロックンロールを結晶化させた特殊な革ジャンなのである。激動の時代の中、今日も不変のメッセージをここに残す。日本独自のアンダーグラウンドサウンドカルチャーから発生した1%13は、言葉だけでは説明のできない未知なるロジックを展開させる。

これは革ジャンの形態をしたロンドン、パンク、ロックンロールだ

●皮革
1%13 LEATHERの開発は2009年に始まり、1号機となる革ジャンがその翌年の2010年リリースされる。素材は現在輸入不可能になった天然バッファローレザー。ヌルい時代のニーズを完全に逆行させた、自立するハードコアな革ジャンだった。4年後の2014年にリリースした2号機は、英国製シープレザーへの1%13からの回答を新たなテーマに、ギリ英国寄せの品質、強度重視で選んだオーストラリアンシープレザー。あらゆるアイデアを盛り込んだ亜種最高峰の革ジャンだ。そして7年後となる2021年の今回リリースとなる3号機は、膨大な資料とアイデアを基に様々な仮説を組み立てた末、超王道となるカウレザーでのリリースが決定された。最大の特徴は、コロナによる日本経済が停滞するこの混乱期に、継続して訴え続ける国内産業の底上げを基盤として、海外で唯一評価されている姫路で加工される純国産皮革を選択する。国内製造技術の飛躍的進化により上質な皮革として仕上げられたこのカウレザーは、牛皮本来の強靭さとシープ同様の柔らかさを併せ持つ次世代型最新皮革で、身体への適合が抜群に優れた素材である。着用した瞬間から自身の身体形状に変化してゆく最新スペックは "現代における第二の皮膚" と言っても過言では無いだろう。また、"馴染みが早い = 劣化が早い" という方程式は成立せず、最新技術と丁寧なクローム鞣しにて処理された皮革は、今までの革ジャンの概念を根本から覆す事だろう。そう、これは選ばれし者だけが体感する事を許される究極の皮革なのである。

●スタイル
1985年6月、雑誌 "PUNK ON WAVE" で見た、空虚な市街地を背景にG.B.Hのコリンが襟を立てて着ていた革ジャンが脳裏に焼き付いて離れない。そんな少年期に受けた強烈なインパクトをそのままに、エポレットの付いていた俺の鋲ジャンも参考に、超基本となる典型的なる "ザ・ロンジャン" へ、あらゆるロックンロールコンテンツを盛り込んだ、極限にまでトラディショナルで極限にまで亜種な究極のオリジナルスタイル。各パーツの仕様、形状には時代ごとのトレンドがあるのだが、今回1%13がクローズアップしたのは、今まで一切注目されなかった "80年代初中期" のレギュラータイプの革ジャンだ。ビンテージでもレアでも無い英国製革ジャンにもう一度完璧なる伝統とスタンダードを投入しながら、アイデアとジャパンクオリティを最大の武器に、英米折衷と地下音楽文化を激しくトルネードさせながら、ありそうで無かった亜種新型に仕上げる。

●エリ
上襟は立てても良し、下ろしても良しのコンパクトタイプ。大げさにならず誰が着てもパチっとキマる優れもの。下襟は上襟と肩周りのサイズから逆算方式ではじき出された黄金サイズだ。襟における革質の滑らかさゆえの弱点は、内部に特殊な接着芯を重ねて配置する事によりソリッドに立ち上がる。鋲を打ったりバッジを付けたりする下襟にも同様の処理を行い標準強度を上げる。

●袖
手首に向かって緩やかなテーパードをかけたシェイプは、太過ぎず細過ぎずスマートでありながら運動負荷をかけない形状だ。外部から侵入する冷気を機能的にシャットアウトさせながらルックス的にはFETISH感を追加したロンドンスタイルである。袖内の裏地には、着脱重視で最も滑りのよいキュプラ生地を使用し、色目は敢えての黒でタイトに抑える。中綿の量は運動性と保温性を熟慮しながら、3度のサンプル製作で完全調節を行った。

●袖口
ガゼット抜きはワイルドロックンロールの証。しかし、ただ抜くだけでは芸がない。金属パーツが直接肌に接触しないよう、シャープサイズのガードレザーを配置して着心地にも考慮する。ジップの長さは50年代の革ジャンからサンプリングしてTEDDY BOYの心意気も盛り込んだ。この少し長めのジッパーは、開放しておけば大型3連ピラミッドのリストバンドや手首ジャラジャラの状態でも余裕で着脱が可能となる画期的な形状である。

●外部ポケット
ど定番のロンドンタイプの象徴となる縦横ジップ。金属部位を隠すレザースリットは、FETISHを匂わす丸玉縁仕様で袖のテイストとリンクさせる。ジッパーの引き手はG.B.Hのコリン、俺の革ジャン共に平ジップだが、ロンジャン基本のボールチェーンに置き換えて基本に寄せる。勿論漢気あるDIYで平ジップ変更は大いに歓迎だ。ポケット内部の布地セレクトは、袖内の生地と連動させ使用時の滑りと耐久性を最優先して激選したキュプラ生地。色目は使用する度に品格を体感する肌触りの超クラッシックな革ジャンを意識したビンテージシャンパンゴールド。ラロッカの革ジャン同様、見えない所に拘りまくる革ジャンは、無骨だけでは無いロックンロールの色気を表す。フロント下ポケットは位置がやや高めの1986年タイプ。これは自身の白襟革ジャンがモチーフとなっている。スタイル重視でありながら極限まで収納可能にした深底ポケットは、ギリギリまでポケット袋を下げることによりハンドウォームと収納力を向上させた。上ポケットは、手を入れる事ができるハイポイントスタイルも試作でテストを行ったのだが、実際の動作性、保温性を主軸とすると、そのポケット位置では余計な負荷がかかってしまったので、あくまで標準ポケットとしての配置に徹する。もちろんこちらも機能的に高収納を追加プランとして盛り込み、広め深めの仕様でビンテージに差をつける。

●バックル & ストラップ
ザ王道。ポケット位置から割り出したミドルポジションサイドバックルは、1% leatherリリースの度に使用し続けているクラッシックタイプのバタフライバックル。ストラップの長さはレギュラーサイズのシングルユーズストレートタイプ。オールドスクールの巻き返し型も捨てがたかったのだが、前回採用している為敢えてのmid 80’sスタンダードスタイルでトータルコンセプトに準じ、今回の基本テーマに忠実なレギュラータイト & コンパクトに着地させる。

●エポレット
ここがあるのと無いのではスタイル的に大きく印象が変わる。タフなテイストとチェーン & グローブの固定に役立つロックンロールには不可欠な要素と実用性を併せ持つ非常に重要なパーツだ。エポレットエンドの形状はいくつかの候補があったのだが、1% leather1で採用したモダンカーブの現代的スタイル。これはチンストラップエンドとの形状をリンクさせ、総合的にデザインバランスを計りながら1% leatherの遺伝子を継承する。

●バックパネル
ロンドンタイプのバックパネルを参考にいくつかのデザインを起こしたが、エポレットとの互換性を考えると中央広めの3枚パネルが最も適しているという結論に至る。自身の鋲ジャン、1% leather1で検証済みであり、スタッズ、ペイントにも適している配置である。

●インサイドポケット
右 / 内ポケットはチンストラップを収納できるよう固定ボタンを配置した深い縦型ポケット。チンストラップの収納と物の出し入れを考慮し、少し低めに設定されており、スタンダードでありながら機能的な側面も兼ね備える。左 / サイドポケットは利便性、機能性を考えた現代的横型スリットポケット。普段使いに絶大な威力を発揮する便利なポケットだ。運動性能はテスト済みで低めに配置、シンプルでありながら機能性が抜群である。

●チンストラップ
首元をガードすることにより保温性能は格段に上がる。衣類の歴史から見てもトレンチコートで立証済みで、1% leather 2で採用されたチンストラップは甲冑とMAD MAX 1からヒントを得た1%13オリジナルスタイルだった。今回はそこにもう一歩踏み込み、着用時の状態を基準に立体的にデザインし実用性を向上させた。極寒期には完全に冷気をシャットアウトできるようギリネックウォーマーが入るよう隙間も計算済みである。裏地にはコーデュロイ生地を使用し保温力を上げ、テイストはビンテージを表現。

●裏地
当初スーパービンテージを意識して1% leather1に近いブリティッシュモスグリーンを1st サンプルに適用したのだが、残念ながら1% Leather1を超える衝撃は発生しなかった。そのまま抱え込んでいても煮詰まってしまうだけなので、裏地の懸案は後回しに本体各パートの使用テストを行なっていた。そんな時期に何気なく遊びに行ったPUNK TRIBEの2階オフィスでDOOMのスティックが着ていたBELSTAFFの裏地に目が止まる "そうだ、ここでBELSTAFFに寄せた英国的なグリーンチェックの裏地にしたら?" その足ですぐにBLACKBOOTSに向かい、各方面からチェック生地のサンプルを大量に集めてもらう事を依頼、後日手に入った全ての生地サンプルを革ジャンに合わせる確認作業に取り掛かる事となる。相当数あった。本当に疲れた。嫌になった。数があり過ぎて訳が分からなくなると、一旦作業を中止して日を改め、もう一度最初からやり直す地獄の作業。インスタに作業後の写真が上がっているのだが完全に目が死んでいる。それぐらい大量のタータンチェックと向き合い、生地を表裏合わせて(これが非常にめんどくさい作業で更に目にくる)何回も行っていた。しかし、期待していたジャストのパターンが見つからず(ベルスタッフは大手企業だからタータン生地を独自製作してるので全く同じの物は無いと理解しながらも、実は期待していた)近めのパターンも何か違う(そりゃそうだ)。煮え切らない着地に最後の頼みは東京次第、ただし相当数探したので見つかる可能性は極めて低い。発想を変えて、最悪、ど定番ならばビンテージレッドのクラッシックに舵を切る方法もありと覚悟をし我々は東京に向かった。生産を全面協力でバックアップをしてくれるのは、ご存知日本が誇るレザーレーベル blackmeans。 オーナーの小松氏自身が探しに探しまくって見つけてくれた生地サンプルの中から奇跡的にもイメージに近いダークグリーンのタータンチェックを発見することに至る。しかし生地の質感を考慮すると、BELSTAFFとは異なる肌触りのコットンだった為、更にアイデアを絞り出し、本体生地をキルティング加工する事でネクストステージに押し上げる。キルティングに使用される内綿は保温性に焦点をあて、1%13としては初採用となる新素材 "SOLOTEX" を使用する。興味のある方は調べてみると良いだろう。コットン100%。下方のキドニーパット部位は、クラッシックな細畝のコーデュロイ生地でチンストラップと同期させる。


構想数10年、長い長い道のりに常に全面協力体制で製作にあたってくれた blackmeans 小松くん、大量の生地サンプル収集に力を貸してくれたCUSHMAN 白木さん、無理難題を全力で受け止めながら冷静なジャッジをくれるBLACKBOOTS 岩前、ありがとう。関わる全ての人達の純粋なる熱意によって完成されたこの革ジャンは、量産される革ジャンには絶対真似の出来ない高度なアイデアの連続と、妥協を許さない細部までの作り込みで一着ずつ丁寧に組み立てられる。このアンダーグラウンドカルチャーを基盤に生まれた究極の革ジャンは、手に入れた者だけが全てのディティールを体感し最高の瞬間が到来する事をここに約束する。


1%13は常に迷うことなくロンドン、パンク、ロックンロールに帰依 / 共鳴し、次世代に向けて全力でローリングさせる。時代の変化がどうであろうと、不変のアティテュードは絶対的に存在している事を改めてここに宣言する。


MADE IN JAPAN
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COLOR
 343638404244
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